スパークリングシャンプー10種類使ってみたおすすめランキング2019!美容師監修
◆最終更新:
今まで本当にいろいろなシャンプーを試してみましたが、辿り着いたのがスパークリングシャンプー(炭酸シャンプー)でした。
炭酸シャンプーの中でもたくさんの種類があるのですが、全部で10種類も試してみたので、実際に使ってみた効果や感想を元に、スパークリングシャンプーおすすめランキングを作成しました!
また、「シャンプー解析サイト」や「美容師おすすめ」って何個かあるのですが、ほとんどのサイトが使ってみたわけではなく成分だけで評価していますよね…。
当サイトは、個人的ではありますが、すべて自分で使ってみておすすめのスパークリングシャンプーを紹介しています。また夫が美容師なので、このサイトの監修をしてもらっています。
スパークリングシャンプーの選び方や、洗浄成分なども検証しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
このページの目次
炭酸シャンプーおすすめランキングベスト10!
まずは、実際に使ってみたスパークリングシャンプーをおすすめ順にランキングにしてみました!
比較したポイントは下記の8つです。
- 炭酸濃度
- 洗浄力(高すぎると刺激が強いのでNG)
- 低刺激(髪や頭皮に優しいか)
- 頭皮の臭いが消えるか
- 消炎・抗炎症効果(かゆみなどへの効果)
- 保湿効果
- 配合成分
- 添加物は安全か
グレースシードステラ スパークリングシャンプーは、昨年新しく発売されたスパークリングシャンプーです!
アミノ酸&ベタイン系シャンプーで、低刺激で優しい洗浄成分を使っています。ノンシリコン&パラベンフリー、また合成香料や色素も使用していません。
なんといってもポイントはボタニカル成分100種類配合という事!
マカデミアオイルやオリーブオイル、バオバブオイルなどの保湿成分や抗炎症成分、抜け毛予防や消臭にも良い自然な成分がばっちり含まれていて、私の悩みにぴったりなシャンプーでした。
本当におすすめです。
ブランド | グレイスシードステラ |
---|---|
価格 | 初回1,480円(+税) |
用量 | 200g |
使用頻度 | 毎日 |
炭酸濃度 | 5,000ppm |
洗浄成分 | ・アミノ酸系(グルタミン酸系)
・ベタイン系 |
パラベンフリー | 〇 |
防腐剤 | フェノキシエタノール |
評価 | ![]() |
スパークリングシャンプーと言えばルメント!というくらい、モデルさんなども利用していて人気のシャンプーですよね。
1位のグレイシードステラのスパークリングシャンプーと同じく、アミノ酸系+ベタイン系の洗浄成分で地肌に優しいのと、バオバブオイルやアルガンオイル、またリピジュアなどの高い保湿成分が配合されています。
香りも良く、髪のハリやコシも良くなるのですが、個人的に頭皮の消臭効果が少し低いと感じたのと、防腐剤にメチルパラベンが使われているのが少し残念な点です。
でも、総合的に良いシャンプーです!
リピジュアなどの保湿成分や、フラーレンなどの抗酸化力の高い成分が入っていてアラサーには嬉しい!消臭成分があまり入っていないのが残念。
ブランド | Le ment |
---|---|
価格 | 2,400円(+税) |
用量 | 200g |
使用頻度 | 毎日〜3日に1度 |
炭酸濃度 | 5,000ppm |
洗浄成分 | ・アミノ酸系(グルタミン酸系)
・ベタイン系 |
パラベンフリー | × |
防腐剤 | メチルパラベン |
評価 | ![]() |
デザインがかっこいい!(笑)ので好きな、ナンバースリーのスパークリングシャンプー。というかクレンジングで、普通のシャンプーの前に使うスペシャルケアな商品です。
他のスパークリングシャンプーとは結構成分が違っていて、海藻エキスが使われていたりして面白いです。
洗浄成分もアラニン系で、肌に優しいけどしっかり汚れを落としてくれる印象です。
保湿や臭い、髪のハリ・コシへの効果は良いのですが、頭皮のかゆみへの効果がいまいちかなという印象でした。
あとは石油由来のコンディショニング成分が含まれていたりするので、気になる方は注意です。
成分的にはオールマイティな印象ですが、かゆみへの効果が物足りないと感じました。
ブランド | ナンバースリー |
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価格 | 1,980円(+税) |
用量 | 250g |
使用頻度 | 週に1度 |
炭酸濃度 | 5,000〜7,000ppm |
洗浄成分 | ・アミノ酸系(アラニン系)
・ベタイン系 |
パラベンフリー | 〇 |
防腐剤 | ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル |
評価 | ![]() |
ナプラのスパークリングシャンプーは、なんと炭酸濃度が10,000ppm!
スパークリングシャンプーの中でも高いです。
そしてメントールやイソペンタン(寒剤)なども入っていて、夏向けな清涼感です。
泡がしっかりしていて、洗いやすいですよ。
また保湿成分もたくさん配合されていて、頭皮もしっかり保湿してくれます。ただ、ノンシリコンではないです。
私はあまりメントールが好きではないので、この順位。
頭皮すっきりさっぱりなスパークリングシャンプー。かゆみへの効果がそこまでな印象。
ブランド | ナプラ |
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価格 | 1,399円(+税) |
用量 | 200g |
使用頻度 | 週1回 |
炭酸濃度 | 10,000ppm |
洗浄成分 | ・アミノ酸系(グルタミン酸系・アラニン系)
・ベタイン系 |
パラベンフリー | × |
防腐剤 | メチルパラベン・フェノキシエタノール・プロピルパラベン |
評価 | ![]() |
あの有名なヘアサロン「モッズヘア」が発売しているスパークリングシャンプー。通販でも売っていたので買ってみました!
炭酸濃度が6,000ppmと高めです。
洗浄成分は、ルメントやグレイスシードステラと同じ。
また保湿成分にリピジュアが配合されています。
ただ配合成分のせいか、ちょっと頭皮の保湿が物足りず、消臭効果もいまいちだなと感じました。
頭皮の改善というよりも、髪の毛のハリやコシの改善には良いと思います!
髪の毛の痛みには良いけど、頭皮にはそこまで?な感じでした。
ブランド | モッズ・ヘア |
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価格 | 2,800円(+税) |
用量 | 200g |
使用頻度 | 週に2〜3回 |
炭酸濃度 | 6,000ppm |
洗浄成分 | ・アミノ酸系(アラニン系)
・ベタイン系 |
パラベンフリー | 〇 |
防腐剤 | フェノキシエタノール |
評価 | ![]() |
ミューラグジャスのスパークリングシャンプーは、炭酸濃度が8,000ppm以上と高め。
でも刺激は少なく気持ちよいシャンプーです。
香りは甘いバニラの香りで好きです。ちゃんと残ります。(香料が入っていますが。。。)
ただ、上位のシャンプーと比べると、全体的に効果が薄い印象です。
リンスインシャンプーによく使われるポリクオタニウム-10の配合が比較的多そうなのが残念ポイントです。
トリートメント効果はあるので、髪がまとまります!
スパークリングシャンプーの中では、総じて「普通」な印象。
ブランド | ミューラグジャス |
---|---|
価格 | 2,700円(+税) |
用量 | 200g |
使用頻度 | 週1〜2回 |
炭酸濃度 | 6,000ppm |
洗浄成分 | ・アミノ酸系(アラニン系)
・ベタイン系 |
パラベンフリー | 〇 |
防腐剤 | フェノキシエタノール |
評価 | ![]() |
ミルボンの、サロン向けのスパークリングシャンプー。
洗浄成分がスルホコハク酸系(高級アルコール系)と、弱性せっけん系で、これまで紹介してきたスパークリングシャンプーに比べて洗浄力が高いです。
そして殺菌成分に使われているピロクトンオラミンが人によってはアレルギーが出るかも。どちらかと言えば刺激強めのシャンプーです。
頭皮が強くて、しっかり洗浄したい!という方には良いと思います。
8位で紹介するミルボンの一般向けのスパークリングシャンプーよりは、保湿成分が多く入ってます。
ブランド | ミルボン |
---|---|
価格 | 170g:3,629円 320g:5,184円 |
用量 | 170g or 320g |
使用頻度 | 週1〜2回 |
炭酸濃度 | 4,400ppm |
洗浄成分 | ・スルホコハク酸系(高級アルコール系)
・酸性石けん系(カルボン酸系) |
パラベンフリー | 〇 |
防腐剤 | ピロクトンオラミン
クロラミンT |
評価 | ![]() |
こちらは、ミルボンの市販されているスパークリングシャンプーです。
洗浄成分などは「オージュア エイジングスパクリアフォーム」と同じ。
ですが、アセチルグルコサミンなどの保湿成分などがオージュアより少ないので、ちょっと残念な内容です…。
お肌が強めで、とにかくさっぱりしたい!という方には良いと思いますが、値段的にも微妙ですね。
ブランド | ミルボン |
---|---|
価格 | 170g:1,683円(+税) 320g:2,900円(+税) |
用量 | 170g or 320g |
使用頻度 | 週1〜2回 |
炭酸濃度 | 4,400ppm |
洗浄成分 | ・スルホコハク酸系(高級アルコール系)
・酸性石けん系(カルボン酸系) |
パラベンフリー | 〇 |
防腐剤 | ピロクトンオラミン
クロラミンT |
評価 | ![]() |
アリミノのスパークリングシャンプー。
炭酸濃度も他のシャンプーと比べると低いですし、スルホコハク酸系&硫酸系(高級アルコール系)の洗浄成分で刺激は強いし、保湿成分が少ないしで、頭皮に良い事があまりないです。
さらにメントールも配合。しかもなぜか着色料が入ってます。
あまり成分表示を見ずに買ってしまい、損したスパークリングシャンプーです!
ブランド | アリミノ |
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価格 | 4,780円(+税) |
用量 | 180g |
使用頻度 | 毎日 |
炭酸濃度 | 3,000ppm |
洗浄成分 | ・スルホコハク酸系(高級アルコール系)
・ベタイン系 |
パラベンフリー | 〇 |
防腐剤 | フェノキシエタノール |
評価 | ![]() |
タマリスのクレンジングソーダは、私は間違えて購入したのですが、スパークリングシャンプーではありません!
洗浄成分は一切入っておらず、炭酸と、泡を作る成分、あとは防腐剤などの添加物のみで出来ています。
なので、他のシャンプーと一緒に使うクレンジング剤です。
炭酸だけを求めているならこれでも良いですが、それにしては価格が高いので残念。
ただ使用後は、普段のシャンプーの使い心地が良くなりますよ。
ブランド | タマリス |
---|---|
価格 | 2,085円(+税) |
用量 | 350g |
使用頻度 | 週1回〜2週に1回 |
炭酸濃度 | 3,400ppm |
洗浄成分 | なし |
パラベンフリー | 〇 |
防腐剤 | フェノキシエタノール |
評価 | ![]() |
上位5位の成分比較表
ここからは、上位5位のスパークリングシャンプーの比較表を作ってみました!ぱっと見で違いが分かりやすいと思います。
(スマホの方は横スクロールで見れます。)
グレースシードステラ |
ルメント |
ミュリアム |
インプライムソーダシャンプー |
シエル |
|
---|---|---|---|---|---|
炭酸濃度 | 5,000ppm | 5,000ppm | 5,000〜7,000ppm | 10,000ppm | 6,000ppm |
洗浄成分 | ココイルグルタミン酸Na ラウリルベタイン ココイルメチルタウリンNa ラウリルヒドロキシスルタイン |
ココイルグルタミン酸Na ラウリルベタイン ココイルメチルタウリンNa ベタイン |
ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液 (ココイルアラニンTEA) ラウロイルメチル-βアラニンNa液 ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 |
ココイルグルタミン酸TEA ココイルアラニンTEA ラウリルベタイン コカミドメチルMEA |
ココイルグルタミン酸Na ラウリルベタイン ココイルメチルタウリンNa |
パラベンフリー | 〇![]() |
× | 〇![]() |
× | 〇![]() |
合成香料フリー | 〇![]() |
× | 〇![]() |
× | × |
保湿成分 | マカデミア種子油 アーモンド油 オリーブ果実油 アボカド油 バオバブ種子油 スクワラン グリセリン メチルプロパンジオール ラウロイルグルタミン酸ジ (フィトステリル/オクチルドデシル) |
バオバブオイル アルガンオイル クプアスオイル リピジュア |
ダイズエキス 海藻エキス(4) 海藻エキス(1) セイヨウナシ果汁発酵液 ラウリン酸ポリグリセリル DL-PCA塩 |
ラウリン酸ポリグリセリル-10 加水分解エンドウタンパク (ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ) ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛) ラウルジモニウムヒドロキシプロピル 加水分解ケラチン(羊毛) |
リピジュア |
抜け毛予防 | ホップ花エキス クエン酸 |
ホップ花エキス クエン酸 |
ー | ー | ー |
消臭成分 | エチルヘキシルグリセリン | ー | エチルヘキシルグリセリン | カキタンニン | ー |
防腐剤 | フェノキシエタノール | メチルパラベン | ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル | メチルパラベン フェノキシエタノール プロピルパラベン |
フェノキシエタノール |
サイト | 公式サイト | 公式サイト | Amazon | Amazon | 公式サイト |
このように一覧でみると、同じスパークリングシャンプーでもこんなに違いがあることがわかりますね!
保湿成分がしっかり入っていて、また肌に優しい成分を使用しているグレースシードステラスパークリングシャンプーがやっぱりおすすめです。
炭酸シャンプーを選んだきっかけ
私は恥ずかしながら昔から髪の毛の悩みが多く、特に
- 抜け毛
- ふけ
- かゆみ
- 臭い
- 髪の毛の痛み・ダメージ
に悩まされてきました。
自分に合うシャンプーがなかなか見つからず、今までアミノ酸シャンプー、ノンシリコンシャンプー、ボタニカルシャンプー…など色々と試してみましたが、どれも数か月は良くても、だんだん効果がなくなっていくので悩んでいました。
そんな時、新しく行ってみた美容室でスパークリングシャンプー(炭酸シャンプー)を勧められました。
文字通り炭酸が配合されたシャンプーです。
炭酸に含まれる二酸化炭素が頭皮に浸透することで、頭皮の血行を促したり、頭皮の汚れを落としやすくするという事で、私にぴったりな予感がしたんです。
実際にその日スパークリングシャンプーを行ってもらったら、頭皮がすっきり!
そこで、日常的にも使用したいと思い、市販されているスパークリングシャンプーを色々と試してみようと思いました!
そんな私の体験をもとに、スパークリングシャンプーをおすすめ順に紹介してみました。
髪の毛の悩みの原因を調べてみた!
さて、ここからはスパークリングシャンプーの選び方などを説明していこうと思っているのですが、その前にまず、髪の毛や頭皮の悩みの原因について調べてみたので、簡単にご紹介します。
抜け毛の原因は?
抜け毛の原因として考えられるものには、過度のストレスや睡眠不足、運動不足やお酒の飲み過ぎ、喫煙やバランスを欠いた食生活、加齢や出産によるホルモンバランスの乱れなど。
また、シャンプー洗浄力が強すぎる場合や、パーマやカラーリングなどの髪や頭皮にダメージを与える行為なども原因になります。
ふけの原因は?
ふけは基本的に古くなった頭皮が剥がれ落ちたものです。
通常は目立たないように自然に剥がれていくため、特に気にする必要はないことがほとんどです。
ところが、頭皮に異常事態が発生することで、ふけとなってわかりやすく塊が目立つようになります。
ふけは頭皮が乾燥することで発生する「乾性フケ」と、皮脂の分泌が過剰なために起こる「脂性フケ」があります。
乾性フケ
乾性フケは、頭皮を清潔に保つためにシャンプーを念入りに行いすぎることで、本来必要とされる皮脂の分まで取り除いてしまい、頭皮の乾燥を招くことが原因となります。
洗浄力の高いシャンプーを使用したり、洗う時に爪を立ててゴシゴシと力を入れすぎているようなら要注意です。
脂性フケ
もうひとつの脂性フケは、髪の毛にベッタリと付着するタイプのふけです。
脂性フケはシャンプーをしないことで頭皮の環境が清潔でないために発生します。
または揚げ物や脂肪の多い食品を多く摂る食生活も原因のひとつとなります。
辛いものが好きな場合も、汗をかきやすくなるため、頭皮の汚れを誘発しやすくなる傾向があります。
炎症性のフケ
ふけには他にも、「炎症性のフケ」というものがあります。
シャンプーやコンディショナーなどが頭皮のタイプに合っていないことが原因となって、頭皮の角質化のタイミングが平常時よりも早くなってしまうことで発生するフケです。
パーマ液やカラーリング剤も含めた頭皮への刺激が元となりますので、使用しているシャンプーなどを見直すことが解決につながります。
かゆみ
かゆみの原因となるものには、頭皮の乾燥と頭皮環境が清潔に保たれていないことがあげられます。
頭皮の乾燥は、シャンプーのしすぎや、高すぎる洗浄力のシャンプーを使用することで、本来必要とされる皮脂までも洗い流してしまうことで起こりやすくなります。
かゆみを抑えるには、お肌に合ったシャンプーを選び、指の腹を使って優しく頭皮をマッサージするように洗うのがコツです。
必要な皮脂まで洗いすぎないよう、洗浄成分には気を付けましょう。
シャンプーやコンディショナーが残らないように、念入りにすすぐことも重要なポイントです。
また、紫外線で乾燥する場合もあるので、日焼け対策も心掛けましょう!
臭い
臭いの原因はかゆみと同様、頭皮の乾燥と頭皮環境が清潔に保たれていないことがあげられます。
頭皮環境を清潔に保つためには、1日1度のシャンプーが不可欠です。
そして、洗いすぎや洗浄力が高いシャンプーも厳禁。
洗いすぎて必要な皮脂を落とし過ぎることで、逆に皮脂の生成を促し、結果的に頭皮の臭いを引き起こしてしまいます。
まとめると…
- ストレスや睡眠不足などの生活習慣
- 脂っこい食べ物やお酒の飲みすぎなど食生活
- 頭皮の乾燥
- 洗いすぎ
- 洗浄力が高すぎる洗浄成分のシャンプー
- すすぎが足りていない
などが原因になります!
私の場合も、上記のような複合的な原因で症状が起こっていたようです(涙)
上記の中でも、3・4・5はスパークリングシャンプーで解決できますよ!
炭酸シャンプーの効果は?メリット・デメリット
さて、上記の原因を踏まえて、スパークリングシャンプーの効果や、スパークリングシャンプーのメリットとデメリットをご紹介します。
炭酸シャンプーのメリット!
頭皮も髪の毛も新陳代謝が活性化!
スパークリングシャンプーで配合されている炭酸には、二酸化炭素が含まれています。
二酸化炭素は、頭皮に浸透しやすい性質があります。
頭皮の血管に浸透した二酸化炭素は、血液内に一時的な酸素不足をもたらせます。
酸素不足となることで、より多くの酸素を取り入れようとして、血管を拡大させます。
その結果として、より多くの血液が流れるようになり、血行の促進へとつながります。
頭皮の血行が促進されるということは、頭皮の改善はもちろん、髪の毛の新陳代謝も活性化してくれます。
髪のハリ・コシなどがアップしますよ。
余分な皮脂や横れを落としてくれる!
他にも炭酸内の二酸化炭素には、頭皮の汚れの原因のひとつである皮脂を溶かしてくれる作用もあると言われています。
余分な皮脂や汚れを落としてくれるため、頭皮環境を清潔に保つことにもつながります。
この2つの作用から、抜け毛やかゆみ、臭いなどの総合的な悩みを解消してくれます!
私自身、実感しています。
炭酸シャンプーのデメリットは!?
反対に、スパークリングシャンプーにデメリットはあるのでしょうか。
スパークリングシャンプーで使用されている炭酸の成分である二酸化炭素には、前述したように皮脂や汚れを取り除いてくれる働きが期待できます。
とはいえ、皮脂はちょうど良いバランスであれば、むしろ頭皮には良い影響を与えてくれます。
そのため、スパークリングシャンプーの洗浄力で、本来使われるはずの皮脂までも除去してしまうことも考えられます。
皮脂が不足していると判断することで、より多くの皮脂が分泌されるようになります。
過剰な皮脂は、頭皮の臭いやフケやかゆみなどの原因物質と変貌します。
特に乾燥気味の人の場合には、スパークリングシャンプーと同時に保湿ケアも行うことが大切です。
炭酸以外の成分に注目しよう!
これを解決するには、炭酸以外の成分にぜひ注目してほしいです。
炭酸が入っていて、洗浄力も強いシャンプーだと、逆に皮脂を取り過ぎたり、刺激になってしまい意味がありません。
頭皮に優しい洗浄成分が配合されている事、保湿成分もしっかり配合されている事は大きなポイントだと思います。
炭酸シャンプーの選び方4つのポイント!
さて、スパークリングシャンプーの効果もデメリットもわかったところで、スパークリングシャンプーも選び方を改めてご紹介します。
下記は、私自身が使って感じた事も含まれているので、同じ悩みを持つ方は参考にしてください。
1、炭酸濃度
1つ目のポイントは、炭酸濃度。
炭酸濃度はppm(parts per million)という単位が用いられています。
1ppmで0.0001%の二酸化炭素が含まれているということです。
例えば炭酸泉と呼ばれる炭酸が含まれている温泉となる基準は、温泉法により250ppm以上の炭酸濃度と定められています。
炭酸泉の中には1000ppmを超えるものもあり、炭酸濃度の高さ=血行促進の期待値の高さとされているようです。
(1000ppm=0.1%の二酸化炭素)
高い方が効果が感じられる、という事ですね。
それを踏まえて、スパークリングシャンプーの多くは炭酸濃度は1000ppm〜4000ppmに設定されています。
炭酸が水に溶ける限界がおおむね4000ppmという事もあるので、炭酸シャンプーを選ぶ際の炭酸濃度は、「1000ppm以上」を目安にすると良いでしょう。
・・・と、ここまではネットで調べるとわかる事です。
ですが、私自身使った感想だと、炭酸濃度は配合成分にもよります。
確かに4000ppm以上など炭酸濃度が高いからといって効果がすごいと感じることはないですが、アミノ酸系の肌に優しい洗浄成分を使ったスパークリングシャンプーなら、4000ppm以上でも良いと感じました。
せっかくなので、炭酸濃度が高いものを選ぶことは問題無いと思いますよ。
2、洗浄成分
2つ目は、シャンプーの「洗浄成分」。
これは、スパークリングシャンプーに限らず、普通のシャンプーについても言われてる事ですよね。
シャンプーの主成分はこの洗浄成分なので、これがどんな成分かで違いが大きくなります。
知っている方はおさらいとして、知らない方は覚えておいて損はないと思います...!
シャンプーの洗浄成分にはいくつか種類があります。
洗浄力が強い順に紹介すると
- 硫酸系(高級アルコール系)
- スルホン酸系(高級アルコール系)
- 石鹸系
- スルホコハク酸系(高級アルコール系)
- タウリン系
- 弱性石鹸系(カルボン酸系)
- アミノ酸系
- ベタイン系
など。
この中で、頭皮に良くない・刺激が強いといわれているのが「硫酸系」、
反対に刺激が弱く頭皮に優しいといわれているのが「アミノ酸系」ですね。
上記の中から、良く使用されている洗浄成分のメリット・デメリットを簡単に紹介します。
硫酸系には、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなど、石油系の界面活性剤が分類されます。
コストダウンに貢献することから、比較的安価なシャンプーに配合されている成分です。
硫酸系のメリットには、非常に高い洗浄力があります。泡立ちも良くシャンプー時の爽快感も感じやすいです。
しかし、硫酸系のデメリットとして、洗浄力が高い分、余分な皮脂だけでなく、頭皮に必要な皮脂までも取り除いてしまう場合がある点があげられます。
これにさらに炭酸(二酸化炭素)が入っていると、さらに洗浄力が高まりますので、スパークリングシャンプーを選ぶのであれば硫酸系は使用しない方が良いです。
ちなみに「高級アルコール」の「高級」は高価なアルコールという意味ではなく、分子に含まれる炭素の種類が6つ以上あるという意味です!
スルホコハク酸系は、ヤシ油から作られるスルホコハク酸と、ラウレスなどの石油系界面活性剤との組み合わせによる洗浄成分です。
メリットとしては、きめ細かやかな泡立ちの良さと、アミノ酸系と比べて洗浄力が高めである点があります。
硫酸系よりも頭皮への刺激が少なく、洗い上がりの爽快感を感じる人もいるかもしれません。
スルホコハク酸系のデメリットには、少ないとはいえ、若干の刺激がある点です。
特に敏感肌や乾燥肌の人が使用する場合には注意が必要です。
アミノ酸は、髪の毛のハリやコシを形成するためのケラチンや、プルプルお肌の成分として知られているコラーゲンに含まれています。
アミノ酸系のメリットには、身体の成分に近いことから、頭皮や髪の毛に刺激が少ないことがあります。
高い保湿性を持つため、しっとりとした仕上がりが期待できます。
適度な洗浄力のため、皮脂を落としすぎずに適切なバランスを保つことにつながる点もあります。
一方でアミノ酸のデメリットとして、洗浄力の弱さがあります。
そのため、ハード系のスタイリング剤の愛用者や、脂性の人にとっては物足りなさを感じる可能性があります。
ですが、炭酸シャンプーの場合は炭酸(二酸化炭素)の効果がプラスされるので、ちょうど良くなって本当におすすめです!
スパークリングシャンプーなら、アミノ酸系を選びましょう!
ベタイン系は、ビートやヤシなど、天然由来の成分から作られた界面活性剤です。
とても刺激が弱く、その分洗浄力も低いので、他の洗浄成分と合わせて配合されることが多いようですね。
保湿効果があるので、入っているとおすすめです。
その他の洗浄成分については、自分の為にも下記で詳しくまとめてみたので、良ければ見てみて下さい。
成分表示を見ても、どれが何系の成分かわからない方も多いと思うので、その点もまとめてみました!
>シャンプーの洗浄成分表
3、ノンシリコンはどうなの?
さて、3つ目のポイントはノンシリコンについてです。
ノンシリコンは、ナチュラル志向の人たちを中心に広まった、シリコンが配合されていないシャンプーですよね。
数年前に劇的に流行って、たくさんのシャンプーが「ノンシリコン」を謳うようになりましたね。
ノンシリコンシャンプーのデメリットは?
ノンシリコンのデメリットには、まず髪のきしみが起こりやすい点があります。
シリコンは髪の毛をコーティングしてくれるため、ブラシの通りが滑らかになるので、ノンシリコンに変えた途端、髪がきしみやすくなるんです。
また、一時的に髪がパサパサになるという点もあります。
それからノンシリコンのシャンプーの中には、硫酸系(高級アルコール系)などの洗浄力の高い成分と組み合わされているものもあります。
特に安価なノンシリコンシャンプーにそういった傾向があるようです。
でも、使い続けることで髪のきしみやパサパサは、なくなっていきますよ。
あくまでも一時的なものです。
ノンシリコンシャンプーのメリットは?
ノンシリコンのメリットには、シリコンと違い、頭皮に成分が残りにくいため、頭皮環境を清潔に保ちやすい点があります。
そして、使い続けることで髪本来の美しさを取り戻してくれるそうです。
正直言って、お好みに合わせてどちらでも良いのですが、私のように頭皮の悩みが多い方は、ノンシリコンを使い続けることをおすすめします!
4、保湿成分が多いものを選ぶ
最後に、私的なポイントとして、「保湿成分」をしっかり配合しているものを選ぶことをおすすめします。
スパークリングシャンプーは、余分な皮脂や汚れをしっかり落としてくれて、頭皮の環境をよくしてくれるシャンプーです。
でもスキンケアと同じように、お肌は保湿が大事。
汚れだけ落としても乾燥していたら意味がありませんよね。
ですので、保湿成分もちゃんと見ていきましょう!
炭酸水でシャンプーするのはOK?
スパークリングシャンプー(炭酸シャンプー)と聞くと、もしかして普通のシャンプーと「炭酸水」で洗えば良いのかな!?とか思いますよね(笑)
実はそういうやり方をしている人もいるようで、市販の炭酸水でシャンプーをしても、それなりの効果を得られるようです。(私はやったことがないですが…)
炭酸水シャンプーの注意点
炭酸水は必ず原材料に「水・二酸化炭素」または「水・炭酸」と表示されているものを使用してください。
糖類などの他の成分が入っているものは使用しないようにしましょう。
また、炭酸水は40℃を超えると炭酸そのものが抜けてしまうので、炭酸水を暖め過ぎないように注意が必要です。
やり方としては、シャンプーをする前に炭酸水で予洗いする方法と、炭酸水とシャンプーを混ぜる方法があります。
調べると出てくるので、気になる方はやってみても良いと思います。
ただ、市販の炭酸水は炭酸が抜けやすいというデメリットがあります。
開封前は3000ppm以上あっても、開封すると同時に濃度がどんどん薄まってしまうので、その点も留意しましょう!
最後に
スパークリングシャンプーの選び方のコツとして、炭酸濃度や洗浄成分などについてご紹介しました。
洗浄成分は、「水」の次に表示されているものが配合量のが高い洗浄成分なので、その点をチェックしてみて下さい。
表示されている順番が後の方になればなるほど、含まれている量が少なくなりますよ。
今回は私自身が実際に使ってみておすすめできるスパークリングシャンプーとしてグレイスシードステラの「スパークリングシャンプー」を一番におすすめしました。
ですが、シャンプーの合う合わないは、人によって違います。
今回紹介した、1位〜3位の3つくらいは、試しで使ってみて、自分に合ったものを選んでみることをおすすめしますよ!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
- (2019/09/24)アリミノミントスパークリングシャンプーを実際に使った口コミ体験談!成分解析もを更新しました
- (2019/09/24)ミルボンプラーミアクリアスパフォームを実際に使った口コミ体験談!効果は?成分解析もを更新しました
- (2019/09/24)ミューラグジャス炭酸シャンプーを使ってみた口コミ体験談!効果は?成分解析も!を更新しました
- (2019/09/24)モッズヘアCIEL炭酸シャンプーを使ってみた口コミ体験談!効果は?成分解析も!を更新しました
- (2019/09/24)ナプラインプライムソーダシャンプーを使ってみた口コミ体験談!リペア効果はある?を更新しました
低刺激で肌に優しくく保湿成分や消炎成分もばっちり!炭酸濃度も適度で頭皮と毛髪をさっぱり綺麗にしてくれます。